キクをオシャレに 2019/10
国内での切花生産量が最も多い花であるキク。キクというと「お供えっぽい」だとか「和の雰囲気が強い気がする」と思われる方も多いかと思います。しかし、キクは決して御供に使うだけの花ではありません。飾り方ひとつで和風にも洋風にも変身する優れものなのです。今回は様々な品種のキクを使ってオシャレな飾り方をご紹介いたします。
一口にキクといっても大きな花のもの、丸い形状のものなどいろいろな種類があります。近年人気のアナスタシアやクラシックマムと呼ばれている洋ギクはダイナミックな花びらでとても華やかですが、どこか和を感じる不思議な花です。それもそのはず、これら洋ギクは古くから日本で観賞用として親しまれてきた「古典菊」をもとに改良された品種なのです。
ヨーロッパでも品種改良がおこなわれてきた結果、キクはとても品種が多く、それぞれ雰囲気も違うので、そのキクに合った飾り方を探すのも楽しみの一つです。季節の枝物や実の物を組み合わせると和のイメージが一転!モダンな空間にも合うオシャレな雰囲気に変わります。
またキクで作る花束やアレンジはボリュームもあり、ピンポンマムやスプレーマムに葉物を組み合わせることで、可愛らしく柔らかい印象になります。もちろん他の花と合わせてもGood!インパクトのある花がギュッと集まってとても華やかになります。他にもキクの鉢植えをカゴにセットすればギフト用としてもご利用いただけます。
キクって馴染みはあるけどなかなか親しみにくい花、となっていませんか?キクの出回るこの季節。ぜひ一度お試しください。