名古屋園芸株式会社

　早いもので今年ももう残りわずかとなりました。令和最初の年明けがやって来ます。次の年を迎えるための準備は済みましたか？皆様の令和最初の年明けを華やかに彩るお力添えができますことをうれしく思います。

　ご存知の方も多いかと思いますが、「令和」という元号は万葉集に記載されている梅の花の和歌からの出典となりました。
「初春の令月にして気淑（きよ）く風和（やわら）ぎ　梅は鏡前（きょうぜん）の粉を披（ひら）き　蘭は珮後（はいご）の香を薫（かお）らす」

　令和には『人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開く』という意味が込められているのだそうです。梅は気品ある美しさを持った早春の花木で、開花と共に春を告げる代表的な花ですよね。そんな梅は厳しい寒さの中、様々な花に先駆け花を咲かせる様子から『出世』『開運』の象徴とされています。元号に花の和歌が出典元になるなんて素敵ですね。そんな令和最初の特別な年明けに梅の花を飾るのはいかがでしょうか。

　お正月を彩るのはなにも「梅」だけではありません。正月花を代表する植物と言えば「松竹梅」。松は常緑樹で一年を通して青いため『永遠の命』の象徴です。竹は曲がらずにまっすぐと成長する姿から『誠実な心』や『強い志』などの象徴となっています。赤い実をたくさん実らせる「南天」は『難を転ずる』と意味を当てて縁起物として飾られます。また、同様に赤い実を多く実らせる「万両」や「千両」は『千両、万両、有り難し』の洒落にもある用にアリオドシ（一両）とともに正月花の定番となっています。

＊正月寄せ植え　\5,000＋税
盆栽仕立ての松を正月らしくアレンジ。 玄関に飾って春を迎える準備をしましょう。