書名 : 草木異名集
草木異名事(蔵玉和歌集)
そうもくいめいしゅう
そうもくいめいのこと(ぞうぎょくしゅう)
冊数 :   
別書名 :          
著編者名 : 二条良基/〔著〕
出版年 : 1388? 元中6年以前
二条良基の没年前
注記 : 室町時代の連歌の世界に颯爽と登場した若き論客、二条良基 (1320-1388) が鹿花院(足利義光)に献じたといわれるこの二書は、内容は同じものです。
二条良基は一四世紀の半ば頃に成立したとされる『増鏡』の作者ともいわれています。『増鏡』は後鳥羽院ではじまり、後醍醐帝で終る時代(1180〜1333)の宮廷貴族の生活を、およそ年代の順序にしたがって、綿々と語られています。
画像 : 草木異名集
かほよ草  杜若
抄出斎宮ノ花盡異名

夏草のおほき中にもかほよ草
折袖までも紫になる
草木異名事(蔵玉和歌集)
杜若 皃吉草(かおよくさ)
斎宮花尽異名
夏草のおほき中にもかほよ草
折袖まても紫になる
注釈

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