明るい日陰で育つ 観葉植物図鑑 2019/5
日があまり当たらない…けれどさみしいから植物を置きたい!そんなスペースがおうちにある方必見です。今回はそんな方々にオススメな直射日光が当たらないリビングの隅や、蛍光灯の光のみの明るい室内にも置ける明るい日陰で育つ、ちょっと変わったワンランク上の観葉植物をご紹介します。
アスプレニウムチャセンシダ科

樹木や岩などに着生して生育する着生植物。波を打ちながら放射状に広がる葉が特徴的です。
置き場所は年間を通して明るい日陰で管理しますが、長期間弱光線下に置くと葉が軟弱に育ち間伸びするため要注意です。春から秋は乾いてきたら水を与え、冬は乾かし気味にします。葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるため年間を通してこまめに行いましょう。
◆ keyword:さわやか・インテリア・綺麗
◆ おすすめポイント:はっきりした線が美しい!
フレボディウムウラボシ科

特徴は大きく裂けた葉の裏に並ぶ2列の胞子嚢。日差しに透かして見ると星のように綺麗に並んでおり、植物でありながら人工的な整然さが感じられる面白さがあります。
真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理します。葉水は毎日1回程度霧吹きなどで行うと◎。
◆ keyword:さわやか・涼し気・面白い
◆ おすすめポイント:ふわっとなじみやすい!
コウモリラン(ビカクシダ)ウラボシ科

「羽ばたくコウモリ」のような垂れ下がる葉を持つことにその名の由来を持つコウモリラン。
株元に張りつくような「貯水葉」と鹿の角のような形をしている「胞子葉」の2種類の葉をもち見た目・性質ともにユニークです。
直射日光に当たると葉焼けを起こすので明るい日陰で管理しますがあまりに暗いと葉の色が黄色く変色することがあるので注意が必要です。乾燥に弱いため冬場は葉水を多めに行います。
◆ keyword:面白い・可愛らしい・不思議・インパクト
◆ おすすめポイント:くせになる不思議な葉!
ネフロレピスツルシダ科

葉を縮れさせながら、長く伸びる姿がユニークな観葉植物。枝葉を下にたらす性質があるので、高い所や、ハンギングにおすすめです。
春から秋は明るい日陰、冬は室内のガラス越しの光に当てます。生育期の春から秋は鉢土を乾かさないように水を与え、冬は鉢土が乾いてきたら与えます。
◆ keyword:さわやか・面白い・ボリューム感
◆ おすすめポイント:ボリューミーで存在感抜群!
カラテアクズウコン科

南米原産のショウガの仲間です。品種によって模様・色は様々、違った雰囲気が楽しめます。昼間は葉が開き、夜になると閉じて立つ性質があります。
光が強いと葉が丸まってしまうため、年間を通して明るい日陰で管理します。高温・多湿を好むため、水をたっぷり与え用土が常に湿っているように管理すると葉が枯れにくくなります。
◆ keyword:インテリア・個性的・綺麗め・おしゃれ
◆ おすすめポイント:独特な模様がユニーク!
フィロデンドロン オキシカルジウムサトイモ科

光沢のある綺麗な葉が特徴的な観葉植物です。
耐陰性はありますが、明るい室内で管理します。あまりに暗いと茎と茎の間があいて間延びするので注意が必要です。生育期の春から秋には、表土が乾いたらたっぷりあげてください。葉水もこまめに与えてください。冬期は週に1~2回位が目安です。
◆ keyword:爽やか・インテリア・綺麗
◆ おすすめポイント:上から垂らして飾るとgood!