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朝顔市と朝顔展 7/6(水)~7/18 (月)   2016/7

 【はじめに】
  誰もが一度は育てたことがある植物、朝顔。小学生の時に授業で種を蒔いて、水をやって、支柱を立てて、夏休みになると自宅に持ち帰って、絵日記を書く。一生をじっくり観察した初めての生き物にも関わらず、朝顔との関係はそれっきり、という方も少なくないかと思います。
 しかし朝顔はこだわると奥が深く、江戸時代に大流行した変化咲きや、大変多くの人で賑わう東京入谷の朝顔市、そして全国各地に存在する地方独自の仕立て方を施すご当地朝顔など、身近な植物である分、楽しみ方に多様性が生まれました。
 名古屋に住む皆様と様々な表情を見せる朝顔を楽しむ文化を創りたい、そんな思いを込めて本企画を開催する運びとなりました。名古屋園芸ならではの商品・展示をどうぞお楽しみください。

【朝顔市】
 東京入谷、ここでは入谷朝顔まつりと題した朝顔の即売会が開かれています。朝顔は別名牽牛花ともよばれ、牽牛とは七夕の彦星様のこと。これにあやかり七夕を挟んだ毎年7月6〜8日に開かれるこのお祭りは、3日間で約7万鉢もの朝顔を販売する園芸関連では大変規模の大きな催し物です。
この祭りに朝顔を出荷する生産者様のご協力を頂き、当店屋上にて朝顔を栽培いたしましたので、期間中1階東側入り口付近にて販売いたします。ご家庭に夏の風物詩を1鉢いかがでしょうか。
*商品の特性上、期間中であっても商品が無くなり次第終了となります。予めご了承ください。

【朝顔展】
 朝顔は奈良時代終わりか平安時代に薬用植物(種子)として中国から渡来し、枕草子や源氏物語にもその名が登場します。
 鎌倉時代以降の各書物にも朝顔の絵図や記述が数多く残っており、平和な時代となった江戸時代に入ると、朝顔の文化は俳句や歌舞伎、浮世絵など庶民にも馴染み深い所で随所に登場します。栽培もよりディープな世界へと歩みを進め、珍草奇木を求める当時の園芸家達の手によって、花も葉も朝顔本来の形とは似ても似つかない変化咲き朝顔が作出されました。
 一方、ご当地名古屋では明治20年頃に、盆栽好きの薬種問屋の主人が仕立てた蔓なし巨大輪咲きの名古屋朝顔がお目見えします。本企画では江戸時代の文献のパネル展示や変化朝顔、名古屋朝顔の実物をご覧にいれます。
*実物展示は当日の開花状況によって展示内容が異なります。予めご了承ください。
*名古屋朝顔は7月20日(水)から24日(日)にかけて名城公園フラワープラザにて開催される「名古屋朝顔まつり」にて多数展示されます。こちらも併せてお出かけください。
   
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