原種チューリップの魅力 2019/9
秋植え球根の代表と言えばチューリップ。その中でも、近年人気上昇中の原種チューリップをご存知でしょうか。改良を重ねた交配種のチューリップとは異なり、野生種やそれに近いものを「原種系チューリップ」と呼びます。
原種のチューリップは元々野草として育っていたので、病気などにとっても強いのが特徴です。さらに暑さ寒さにも強いので、別名「ワイルドチューリップ」と呼ばれることもあります。また、3年くらいは植えっぱなしで育てる事ができる優秀な手間なし球根です。交配種に比べて花が小さく背丈も低いので、可憐で愛らしい印象の原種チューリップ。庭植えはもちろんですが、コンパクトなので比較的小さい鉢でも育てられます。種類も100~150種類ほどあり、中には山野草のような雰囲気の種類もあります。
豪華に咲き誇るチューリップも素敵ですが、交配種とは異なる魅力を持った原種系は、チューリップ本来の姿を楽しんでいただけます。今年の秋植え球根は、可憐に可愛らしく咲く原種系チューリップを選んでみてはいかがでしょうか。
*秋植え球根は 9/15以降の販売を予定しています。